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[よりみち] 東京オリンピック後は不動産価格が下がる?

[よりみち] 東京オリンピック後は不動産価格が下がる?

東京オリンピック後に不動産価格が下がるという話は以前からよく聞かれていました。根拠や出所はよくわからず、皆が言うので信じやすくなっている状況です。オリンピックの準備も近くなり価値が下がる前に売ってしまおうかと考えている人もいるでしょう。なぜ下がると判断するのか私は疑問だったので、いろいろな記事やブログを見ながら、考えてみました。

 10種類ほど関連する記事を読んでみると、不動産に関わる人々の考えとしては、オリンピックが原因で下がると感じているものはなかった。2020年という年が、オリンピックがなくても持っている問題により下がる可能性を示唆しているという事はあれど、大方は「下がらない」意見が多く、建設費の高騰を抑えられる材料がないという論調だった。

 過去のデータ:世界各国のオリンピック後にどうなったかというデータを見ると、その次の年は軒並み5%ほど下がっているという過去事例がある。それを元にすると確かに下がるという予想はつくのだが、今果たしてオリンピックというものがそれほど国を挙げた行事であるのかという事を考えてみたい。国民全体が旗を振って涙を流してテレビにかじり付くほどの影響があるイベントではなくなってきており、気づけば終わったのかという感じではないでしょうか。W杯など毎年祭典はあり、オリンピック以上に盛り上がっているものもあるでしょう。

 オリンピックのために勝どき、晴海に家を買うという人もそういないでしょう。オリンピック村跡地の『晴海フラッグ』は現時点で900強の契約状況となっているが、これは地域の資産性、発展性をもって判断していると思う。1ヶ月のオリンピックは記念だろうが、一生その思い出に浸れることではない。

 IMFの予想によると、日本の今後は、オリンピック前後で0.5%の成長率を続けるであろうと考えているようだ。乱高下せず、今までと違ったオリンピック効果が生まれるだろうと見ている。

 よって住宅価格はオリンピックに翻弄されないと考えます。建設費の高騰があり、今なお高騰に歯止めがかからない事が解消されない限りは安くなり用がないです。人手不足の解消は若干影響はあるでしょう。が、一度上がった人件費をそう簡単には抑える事もできず、下げれば労働者が減るであろう事が想像できます。

 逆に急に下落するとしたらどんな場合でしょうか。それはリーマンショック級の不景気で住宅が売れない時期が続くという事でしょう。そうすると1千万引きなど投げ売りマンションが増え、下がってくると。それはオリンピックが招いた布教なのでしょうか。購入後に売主が倒産してしまう事態が起こるといくら安く買えても価値までも下がってしまうわけです。皆さんが期待している価格が下がるだろうというのはそういう最悪な暴落ではないと思います。リーマン時は不安感で住宅など考えていられる場合ではないというムードで購入に踏み切れない状況でした。

東京オリンピック後を見てから買いたいという方へ、2年くらいであれば待てる年齢であれば良いでしょうが、今の家賃が仮に8−10万円であれば、2年で200万〜240万は掛け捨てますし、年齢が+2年になりますので、待つ事自体、マイナスではあります。それでなお住宅価格が下がらなかった、逆に今のペースで上がってしまったという事であると、ダブルパンチになり買い時を逃してしまうことになります。

 買い時というのは狙って掴めるものではなく、株と一緒でどこが最安値でどこが最高値かわかれば苦労しません。誰もが最安値で買い、最高値で売りたいと思っています。要は、誰もわからない。それなら狭い賃貸で今日も我慢して暮らすより、早く決断して1日も長く広い家に住むということで、これは一つ確実なメリットです。

 ですからオリンピックがどうではなく、私の意見は自分たちのタイミングがあると思うので、周りの意見に流されることなく判断する事が最善だと思いました。

勝手な考えですが、買いにくい今、一つの考え方を示したてみました。

続く