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良い営業マンと予算を探る旅

良い営業マンと予算を探る旅

マンションモデルルームへ来場すると、アンケートの記入をお願いされることがほとんどだろう。あれは誰が考えたのか、住宅業界特有の気がする。

 書かないとモデルルームを見せてもらえないことがあるので書きますが、書く義務はあるのかどうかはわかりません。

 書けるところを埋めていくと、予算という項目があります。この予算というのが初めての方にはなかなか分からないものです。なぜかというと、今来ているマンションの最低、最高価格がいくらか分からないからです。この辺だろうという間でとりあえず書く人も多いと思われます。自分の予算ではなく、この空間から追い出されないためにはどのくらいで書かなければいけないのか、低い予算は書きにくいですよね。ここは書かない人が多いです。これを探っていくのに、これからお話をするという意味合いがありますから、空欄でいいのです。

 予算感については、生まれ育った環境や、ポストに入っているチラシ、賃料が高かったなどの基準からどのくらいのものか想像しているでしょう。ただ、価格上昇局面(今のような状況)では、思ったよりも高いというケースが多いように感じます。1000万位離れている場合もザラです。それでも恥ずかしい思いをすることはありません。予算感は人それぞれ、そして他にも同じくらいの価格感を持ってくる人は続出していると思います。みんな離れているのです。

 それは価格の付け方が間違っているのかもしれませんし、それで売れなければ価格が不正解なのです。こちらが低い予算をだしたことは、その評価なのです。そして、営業サイドでも多分分かっています、高いなと。

 予算の付け方については、初回来場時は空欄、そして2回目からは相場が分かってきていると思いますので、積極的に書きましょう(時間短縮になります。)

 予算を高く書くと、高いところを売りつけられてしまうのではないかと心配の方もいると思いますが、それほどアンケートに書いた数字を信じてはいません。実は低かったということがあります。

 それは、月々の支払をシミュレーションしたときに判明します。6000万だか7000万だかピンと来ていなかったのが、月々20万の支払いとなったとき「高すぎた」と気づきます。営業も分かっています。大体月々の支払いは、賃貸の数字と大きく離れません。元々月30万の賃貸に住んでいるのならびっくりしないでしょうが。

 予算なんていうものは最初は「あてずっぽう」だと認識しています。正しい予算を探す旅ですというのがモデルルームで一番時間を割いてやるべきことです。ただ、残念なことにお客様の予算を無視して、自分たちの売りたい部屋を押してくる営業マンがいます。それを売らなくてはいけないから仕方のないことですが、薄々見ていて気付きます。お客様のためにご案内しているのか、自分の成績のためだけにしているのか。

 営業マンとの相性が悪いと感じることがあります。よく聞く言葉です。それはたぶん「お客様ここにあらず」な場合だと思います。それならば当たった担当者がはずれでしたと思って、他の物件にするか、担当を変えてほしいと思い切ってお願いするか(後日連絡で)でしょうか。お客様本人にとっては一生の買い物なので、営業マンの今月のノルマを案じてあげることはありません。担当を変えられるのは相当恥ずかしいことですが、本人のためでもあります。うち開けてみましょう。

 このように、予算感を探りながら、自分が描いていた住まいのイメージが、現実は違って、よりフィットする住まいが予算内で見つかったときには速やかに決断するべきだと思います。それはビビビっと来ますので分かると思います。

 皆様がいい住まいと担当者に巡り合えますように。