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きっかけ

第二十三章 重要事項説明(後半〜特記事項〜)

10分間の休憩を挟み、後半の1時間が始まった。  思えば小学校から高校まで、毎日6時間目まで椅子に座って授業を聞いていられた事が信じられない。大人になると1時間半でも辛い。小学生でも座って聞いてられる2時間目までは我慢して頑張ろうと思った。  上の空のうちに特記事項の説明が始まっていた。このマンションにまつわる説明事項が記されているという。  「将来、自分の家の前に何か大きなものが建つ可能性もあります。その責任は負えません。」  「将来、法律や条例の改正により、建て替えの際に今より小さいものしか建てられなくなる可能性もあります。3階建しか建てられない法律ができた。とかそういう類のものですが、その場合 […]

第十三章 決断の瞬間

ファイナンシャルプランニングを終え、駅前でお昼を食べ終わった二人。  カフェに入り、席につき、静止している二人の夫婦。店の大きな窓ガラスを挟み、外は騒ぎながら駅へ急ぐ子連れの家族の姿。駅前の空は様々な人々の思いが虹色に交差している。  隆夫妻は、これまで家を買うかどうか情報だけ収集したいつもりであったが、今もう既に答えは出ている。「買う」と。来週どのような提案をもらっても答えは同じであろう。この1週間のうちに考えなくてはいけないことがたくさん見つかった。正直にいうと時間が欲しいが、のんびり考える時間がないことも分かっている。  「どうする?」知子がいう。  「何が?」  「今決断できれば将来1000 […]

第二章:どんな家が欲しいか夫婦で話合いましょう。

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第二章 二人それぞれの思いを話し合おう。 第一章からの続き:資料請求を1社した隆と知子夫妻。とりあえず郵便が届くまで待機。 1社では心もとないと知子はその日の深夜に自分の名で2つ隣町のモデルルームも追加で資料請求を行っていた。特に惹かれたわけではなかったが、ひょっとしたらひょっとするかもしれない。後悔しないために知っておこうという軽い感じだった。 2日目の午後、隆の携帯へ会議中に見覚えのないフリーダイヤルからの連絡があった。誰か想像がつかず出てみたら、その資料請求を行った営業マンからだった。確認の電話とお礼ということで、すぐ資料を送りますので中をご覧くださいとのこと。資料請求はちゃんとできていたんだ […]