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奨学金

第十八章 恐怖のローン審査結果発表

火曜日、昼12時 隆の携帯が鳴った。マンションギャラリーからだった。 「お仕事中すみません。ちょっと込み入った話なのですが、難しそうであればまた掛け直しします。銀行の審査から連絡がありまして、ここ数年の間に、何かお借り入れとかされていたりとか心当たりはありませんか?」 「??」心当たりがない。 「特に審査に影響はないだろうと思われますが、何かがちょっと出ているみたいなので確認なんです。」 「本当に嘘じゃなく、心当たりがないんですが」とても不安になる。 「分かりました。ありがとうございます。また何かありましたらご連絡させていただくかも知れません。よろしくお願いします。」 その晩、隆は知子にこんな電話が […]

第十五章 申込出来ないかも

土曜日。三週連続で来ると、段々慣れてくる。営業の他の人からも名前を覚えられたようだ。前回は4時間弱いたことがあったので、長居客とか言われているかもしれない。 「いらっしゃいませ」 「今日もFP相談の2回目ということで、早速始ましょうか。」 「おはようございます。今日はいろいろと用意ができましたので、良いお話ができると思います。」 ライフプランを作ってくれていた。 「ご主人様が定年まで働かれて、奥様は途中、育児休暇などで断続的になる場合を想定して考えました。ご主人様の年収の上昇分を0円としています。奥様も育休後はパートで100万円と仮定しております。それ以上働けば、それだけ余剰金が出てきますので、あま […]